【経験談】社会人で金髪にしてみたけど後悔したけど、人生で一度はしてみてよかった話

エッセイ
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Webデザイナーを名乗り始めた頃、しばらく金髪でいました。

なみンゴ
なみンゴ

学生の頃の話でなくて、社会人として既に会社で働き始めていた頃の話でやんす

旦那ンゴ
旦那ンゴ

なんだかんだ何回か金髪にしてるよね

なみンゴ
なみンゴ

おかげさまで金髪について多少語れるようになりました!ウケる!

ということで、社会人になって金髪にした時の経験談を書きます。

多分誰のためにもなりません(笑)

デザイナーを名乗るなら、何かしらトンガっていなきゃと勘違いしてました

社会人になって2、3年経った時、そろそろ新人時代も終わるしデザイナーなんだから見た目もそれっぽくしなきゃいけないという焦りにも似た気持ちがありました

元々学生時代はピアスの穴もたくさん開けていたし金髪にもしていたしで、金髪にすること自体には抵抗はありませんでした。

なみンゴ
なみンゴ

ちなみにタトゥーだけは手を出さずに終わりました。ただし関心はめちゃくちゃあった!!

おしゃれを楽しむために金髪にしたいというのではなく、「さすが、デザイナーは他とは違うね」とか、「Webデザイナーって自由でいいね」とか、他業種の周囲の人に言われることを期待し、当時は金髪にしてました。

完全に下心ありの金髪です(笑)

また、Web業界が他の業界と違って規則がゆるい、会社としても金髪NGではなかったので、その制約のない中に生きているからこそ何かしなきゃと感じていたのもあります

なみンゴ
なみンゴ

例えるなら、自販機で飲み物を買う時にお金を出して買うんだから水じゃなくて味が付いているジュースを買った方がお得じゃない!?とかそういう感覚と一緒だね

また、金髪にして一見不真面目そうな見た目であるのに、仕事ができる、なんだかすごい人に見られたかったのかなーと思います。

社会人であるのに金髪にしちゃう常識のない人が、バリバリ仕事できるってなんだかかっこいいじゃないですか。

そういう意外性を狙ってるので、何度も言いますが完全下心ありきの金髪でした!

社会人で金髪にするメリット3つ

メリットなんかあんの?と思われる社会人金髪ですが、意外にあったんでご紹介しますね。

メリット1:金髪にするだけでちょっとしたおしゃれさんになれた

自分で言うのも何ですが金髪が似合う顔立ちだったので、髪を明るくするだけで垢抜けた印象になりました。

髪色を変えただけで華やぐんですよね、女子って。

金髪だからファッションが難しいんじゃ?というのは実は勘違いで、金髪って意外とどんなファッションにも合うんですよね。

むしろ地味であったりシンプルなファッションが活きるというか。

金髪だからといって奇抜なファッションをしなければならないというのではないのです。

ちなみに金髪にいってもいろいろありますが、私がしていた金髪は単純に黄味の濃いヤンキー金髪ではなく、何度もブリーチにして白に近づけた金髪でした。

傷んでるともろに分かる髪色なんで、きったない見た目にならないようにケアしてました。

メリット2:「他とは違う自分」になれた気がする

美容師やアパレル業界など一部の業界を除けば、金髪にできる業界ってそんなに無いですよね。

それこそフリーだったらいくらでもできるのかな?と思いつつ、会社に属しているサラリーマンで金髪にできる環境ってそんなにないですよね?

しかもほぼデスクワークなのに(だからこそ?)ファッションに寛大な業界、職種も早々ないと思うんです。

金髪なのに仕事も認められていて、給料もそれなりにもらえている自分っていうのがちょっと気持よかったです。

給料をどのくらいもらっているのかなんて見た目からはわからないので、完全に自己満足でしたが。

メリット3:金髪なのに…というギャップがより好印象にさせる(気がするw)

実体験として、ある程度いい歳なのに金髪という時点で「え、この人何?」と感じる人はとても多くるように思いました。

そのせいか電車やバスの中で席を譲った時に過剰にお礼を言われたり、合コン(w)で初めて会った人に積極的に話しかけてみたりした時に「意外につんけんしてないんだね」とか言われたりしたのは、当時金髪だったからだと思います。

(もはや合コンも誘われないので、特に後者については金髪のせいかどうか定かではありませんがw)

見た目に違和感のない人が当たり前の行動をとった時の印象と、見た目があれな人が当たり前の行動をとった時の印象ってずいぶん違うんだなーと当時は思いました。

これ、金髪やらピアスやらタトゥーで全身武装している人にあるあるな話だと思います。

金髪にしている間はとても楽しかったです。へへへ。

社会人で金髪にするデメリット5つ

ですが、金髪による心理的負担もなかなかのものでした…デメリットをまとめます。

デメリット1:お客さんに会う度に金髪にしたことをめちゃくちゃ後悔する

どうせWebデザイナーだし内勤だし、そんなにお客さんに会うことはないでしょー♪と金髪にした時、なぜかお客さんと直接対面で打ち合わせをする機会が増えました。

なみンゴ
なみンゴ

仕組まれたんか!?これは仕組まれたんか!?

と思ってました。

お客さんと会う機会が多いことが分かっていれば、軽い気持ちで金髪にはしようとはしなかったでしょう。

なぜかというと、自分のことは棚にあげておいて、ビジネスマンが金髪にするとかとないわー、と思うからですww

旦那ンゴ
旦那ンゴ

どういうことやww

なみンゴ
なみンゴ

いやー、デメリットを考えず軽々しく金髪にしているってのがちょっとないなーとか思うんですよ(完全ブーメラン)

なので「こいつは社会人のくせに金髪だ、こんな相手に任せて大丈夫なんだろうか?」「金髪にした時の印象の悪さを計算できていないなんて、この人は頭が弱い人なのかな?」なんて相手に思われると思ってましたし、「こんな担当者を出してくるなんて、やはり御社とは取引できない」とか「今すぐに違う担当者に変えてくれ!」なんてお客さんに言われるんじゃないかとビクビクしてました。

けっこうなチキンハートです。

じゃあ私がなぜ金髪にしたかというと、前述したデザイナー像の思い違いとあとは軽率な行動をとりがちな人間だったからですw

旦那ンゴ
旦那ンゴ

考えなしに行動するところには定評があるよね

Webデザイナーだからこういうのが普通なのかな?って相手が思うとも思ってましたけどね。

というか、打ち合わせ中はそう思ってくれますようにっていっつも心の中で祈ってました。笑

デメリット2:維持費にお金がかかる

私は髪がすぐ伸びる方だったので、1ヶ月も経つと見事なプリンになってました。

きれいに根元まで染まった金髪は「おしゃれ」に見えますが、プリンになってしまうと「ヤンキーが人を威嚇するために染めた金髪」のようにイモくさい見た目になってしまいます。

じゃあその伸びた部分だけブリーチしちゃえばいいじゃないって話なのですが、それでも直すのに6,000円ほどかかってたと思います。

もはやよくお覚えていないのですが…。

普通のカラーじゃないので、その分料金もかかるんですよね。

また、ブリーチは髪にかなりダメージを与えるのでメンテナンスが必要となります。

定期的なトリートメントをさぼると、傷んでボソボソとした髪質が目立ってしまい、汚らしい疲れた印象になってしまいます。

なのでそのトリートメント代も含めると、毎月最低1万は髪の毛のためにお金を支払っていました

なみンゴ
なみンゴ

最低で、だからね。それ以上かかる月の方が多かったですよ

デメリット3:ミスをしたら死ぬと思ってしまうw

これは、仕事上でミスをした時の心理的ダメージがでかいという話です。

というのも何かミスをしでかしてしまった際に「金髪にしてる暇あったらちゃんと仕事しろ!」と周りに思われているんじゃないかって、私自身が思っていたんです。

髪の毛を染める前にやるべきことがあるんじゃないの…とツッコミを入れられた気分でした。

「まだ仕事もイマイチなくせに見た目ばっかりとんがっちゃって。ぷぷぷ」なんて上司や先輩から思われているんじゃないか、とも思ってました。

金髪のくせにやるなー!という褒めを狙っていたのに、これではリスクだけいって損した気持ちになる感じ。

デメリット4:後輩を怒りにくくなってしまったw

業務態度や仕事の精度に問題がある後輩や部下に対して、指摘しにくくなってしまいました。

というのも、金髪にした自分が何かもっともらしいことを言ったところで説得力があるのか?という疑問を自分自身が持ってしまったからです。

また自分はけっこーなチキンでビビリなので、「あの人金髪デビューしたよ、頑張っちゃってー、ぷぷぷ」と思われているかもしれないとも思い、それを機に金髪を辞めました。

おかげで何も気にせずに後輩をいびれるようになりました←

なみンゴ
なみンゴ

いや、見た目って大事ですよ

デメリット5:一歩間違えばヤンキー。もしくは…

金髪の色味は超重要ですね。

一歩間違えばヤンキーもしくはプロレスラーとかにも見えますから。

旦那ンゴ
旦那ンゴ

とりあえず全国のプロレスラーに謝れ

まとめ

やはりWeb業界であっても相手であるお客さんは一般企業の方々。

あんまりとんがりすぎると、何かあった時にめちゃくちゃ不安になってしまうことが分かりました。

なみンゴ
なみンゴ

でも、自分じゃない人が金髪にしてたって別になんとも思わないから、やっぱり当時は自意識過剰だったのかなーとも今なら思いますけどね

誤解を恐れずにいれば男性がする金髪と女性がする金髪もけっこうイメージが違いますよね。

女性はファッションとして金髪にしているイメージがあるけど、男性の金髪には少し違うものを感じたり…。

平和な日常を送りたいのであれば、金髪にしないことをオススメします。

ほら、メリットが3つなのに対して、デメリットは5つにもなりましたから。

でも、金髪は金髪でとても楽しかったですよ。

機会があれば、あなたもぜひ…!

おわり!

コメント

  1. アバター 111@ より:

    はじめまして。

    51歳の作家です。
    最近、生まれて初めて金髪にしまして、メンテナスのことを調べようとこちらに辿り着きました。

    上手にお書きになりますね。その辺のライターよりかなり面白い。文章のリズムをよく理解しておられますね。

    面白かったです。

    ベストセラーもたくさん出してきましたが、こんなに自然体の文章を書くことができる方を尊敬します。

    • アバター なみンゴ より:

      コメントをありがとうございます!

      いただた言葉にあまりにも嬉しく、感激してしまいました…お褒めいただきありがとうございます^^

      ベストセラーを出された作家さんなんですか、そのような方にコメントをいただき恐縮です^^;

      そして金髪デビューおめでとうございます、私もまたいずれやってみたいと思ってます♪

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